最終更新日 : 2026.01.19
市街化調整区域にある不動産は売却しにくい?
所有している不動産が市街化調整区域にある場合、「本当に売却できるのだろうか」と不安に感じる方も少なくありません。
市街化調整区域は一般的に売却が難しいとされているため、状況によっては不動産買取という選択肢を検討する必要が出てくることもあります。
市街化調整区域内の不動産売却や買取をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
市街化調整区域とは?
市街化調整区域とは
- 市街地の拡大を抑えるために指定された区域で、原則として新たな建物の建築が認められていない
- 市街地から離れた郊外や農地が多く、住宅や施設の建設を前提としていない地域
- 無秩序な都市化を防ぐ目的で設けられたエリア
市街化調整区域の特徴
- 建物の建築に制限があるため、土地の価格は比較的低めに設定されやすい
- 交通量が少なく、落ち着いた静かな環境で暮らせる
- 日常生活に必要な施設が周辺に少ないことが多く、生活面で不便を感じることもある

市街化区域との違い 市街化調整区域とは逆に、街を活性化させるエリアが「市街化区域」です
市街化区域は、人が住みやすいように住宅街や商業施設を計画的に建てて都市化していくエリアになります
街の開発が優先的におこなわれるため、周辺環境が変化しやすい点も特徴の1つです
買取がおすすめな理由
市街化調整区域にある不動産は、さまざまな制限があるため、一般的な地域と比べて売却が難しいといわれています
インフラ環境が整っていない
生活に必要な水道・ガス・電気といったインフラが未整備の場合があり、その際は自ら整備を進める必要がある
また、自治体の補助を利用できないケースも多く、インフラ整備にかかる費用は基本的に自己負担となる
建物を建てる際は開発許可が必要になる
市街化調整区域では、新築だけでなく既存建物の建て替えにも開発許可が求められる
そのため、この区域の不動産を購入しても行政手続きに時間や手間がかかり、結果として買い手がつきにくい傾向がある。
住宅審査ローンが通りにくい
市街化調整区域は評価額が低いため、金融機関が担保価値不足と判断するとローン審査が通らない場合がある
その結果、現金一括での購入が前提となり、買主が限られることで売却が難しくなる
売却・買取のコツ

農地として売却
一般の土地に比べて買い手は限られるものの、近隣に購入の可能性がある農業従事者に心当たりがある場合は、有力な候補となる
新規就農者を一から探すよりも買い手を見つけやすくなるため、効果的な方法といえる
転用して売却する
農地を別の用途で使えるようにする「農地転用」という方法もある
ただし、農地転用には都道府県への許可申請が必要で、農地法や都市計画法に基づく手続きを踏まなければならないため注意が必要となる
開発許可を得ておく
市街化区域に隣接する場所であれば、比較的許可が得やすい傾向がある
ただし、最終的な判断は自治体によって異なるため、詳細については市区町村の都市計画課などへ相談することをおすすめ
まとめ

市街化調整区域の不動産は、建築制限やインフラ未整備、ローン審査の通りにくさから売却が難しくなりがちです。
売却方法としては、農地として近隣農家に売る・農地転用を行う・開発許可を取得するといった対策が有効です。
状況によっては、不動産買取を選ぶ方がスムーズな場合もあります。
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