2024-09-24
不動産を売却したくても、ゴミ屋敷だと買主がなかなか見つからないかもしれません。
その際は、不動産買取を選択すると、ゴミ屋敷でも売却できる可能性があります。
そこで今回は、ゴミ屋敷と呼ばれる不動産の特徴や、買取をおこなう方法とメリットについて解説します。
木更津市金田東や金田西で、不動産の買取をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。
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売りたい不動産にゴミがたくさんある場合は、買主が見つかるかどうか心配になるでしょう。
とくに、ゴミ屋敷と呼ばれるほどの状態だと、買主はなかなか見つからない可能性があります。
ただし、ゴミがあふれている不動産のすべてが、ゴミ屋敷に該当するわけではありません。
明確な定義はありませんが、ゴミが多い不動産は、程度によって「ゴミ屋敷」「ゴミ部屋」「汚部屋」の3種類に分けられます。
それぞれがどのような状態なのか、確認してみましょう。
ゴミ屋敷とは、一般的にゴミがあふれていることが周囲からもわかる状態の不動産です。
室内は天井までゴミがあふれ、家屋の外にも蓄積しているような不動産は、ゴミ屋敷に該当します。
ゴミ屋敷は、住んでいる方の健康に悪影響を及ぼす可能性があるほか、火災のおそれや近隣トラブルなど、さまざまな問題につながるので注意が必要です。
したがって、多くの自治体では、対策としてゴミ屋敷条例が制定されています。
ただし、ゴミ屋敷になる原因はさまざまで、病気が原因のこともあります。
周囲にはゴミに見えても、所有者には大切なものであることも多いでしょう。
そのため、条例が制定されていても、ゴミ屋敷は解決が難しい問題だと言われています。
ゴミ部屋とは、室内に多くのゴミが蓄積している状態です。
ゴミ屋敷との違いは、外から見ただけでは、ゴミがたまっていることがわからない点です。
ゴミ部屋になってしまう原因はささいなことが多く、たとえば掃除やゴミ出しをしばらくしなかったことなどが挙げられます。
ただし、それほど広くない一人暮らしの部屋などは、繰り返しているうちにゴミ部屋になってしまう可能性があります。
ゴミ部屋と呼ばれるほどゴミがたまってしまうと、簡単にはきれいにならず、なかなか解消できないでしょう。
汚部屋は「おべや」と読み、汚い部屋を意味します。
ゴミ部屋ほどゴミが蓄積していないけれど、足の踏み場がないほど散らかっている状態です。
また、散らかっているのがゴミだけではなく、必要なものが多いことも汚部屋の特徴です。
本や洋服、生活用品やペットボトルなど、使ったものを出しっぱなしにして片付けをしないでいると、汚部屋になってしまうでしょう。
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使わない不動産は、売却したほうが良いと考えられます。
なぜなら、固定資産税や管理の手間などがかかり、所有者の負担になるからです。
けれど、売却したい不動産がゴミ屋敷の場合は、買主がなかなか見つからないでしょう。
そこで検討したい方法が、買取です。
まず、買取とはどのような方法なのか、確認してみましょう。
不動産のおもな売却方法には、仲介と買取があります。
仲介とは、不動産会社などの仲介業者を介して、物件の買主を探す方法です。
相場に近い価格で売れる可能性がありますが、買主がなかなか見つからないと、売却が長引いてしまいます。
通常でも3か月から半年ほどの期間が必要で、それ以上かかることもあるでしょう。
一方、買取は不動産会社が物件を直接買い取る方法です。
買主を探す必要がないので、スピーディーに不動産を売却できることが大きなメリットです。
物件を再販売するためのコストなどが差し引かれるので、買取価格は相場より安くなりますが、買主が見つかりにくそうな物件でもスムーズに売却できる可能性があります。
そのため、ゴミ屋敷のような訳あり物件でも、買取ならスムーズな売却が見込めるでしょう。
買取を選択する場合でも、ゴミ屋敷をそのままの状態で売ることは難しいかもしれません。
先にゴミを撤去したほうが、よりスムーズに売却できるでしょう。
ご自身でゴミを撤去することが難しい場合は、ゴミ清掃業者に依頼しましょう。
費用はかかりますが、ゴミ屋敷のままよりも早く、そして高く売れる可能性があります。
ゴミを撤去したら、以下の流れで買取の手続きを進めましょう。
まず、売却する不動産の査定を受けて、査定額を確認します。
次に、金額などの買取条件を調整して、納得できたら売買契約を結びます。
売買契約の際は、印鑑証明書や住民票、登記済権利証もしくは登記識別情報などの書類が必要なので、準備しておきましょう。
決済を終えて物件を引き渡したら、買取の手続きは終了です。
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ゴミ屋敷は、仲介でも売却できるかもしれません。
けれど、買取のほうが多くのメリットを得られる可能性があります。
買取を選んだ際に得られるおもなメリットは、以下の2つです。
これらのメリットについて、それぞれ確認してみましょう。
買取を選択すると、ゴミ屋敷をスピーディーに手放すことができます。
ゴミ屋敷を丸ごと売却することは難しくても、ゴミを撤去すれば、1週間~1か月ほどの期間で手続きが完了するでしょう。
先述のとおり、仲介の場合は通常3か月から半年ほどの期間がかかり、買主が見つからないとさらに長引いてしまいます。
購入検討者への印象を良くするためには、ゴミの撤去はもちろん、掃除や消臭などの対応も必要で、手間や費用がかかるでしょう。
その点買取は、条件に合意すればすぐに手続きを進められます。
印象を良くするための対策も必要ないので、価格よりも早さを重視する方や、一刻も早くゴミ屋敷を手放したい方は、買取を選択しましょう。
不動産を売却する際は、契約不適合責任に注意が必要です。
契約不適合責任とは、売却した不動産の品質などが契約内容と異なる場合に、売主が負う責任のことです。
たとえば、売却後に契約書へ記載されていない雨漏りなどの不具合が見つかると、売主は契約不適合責任を負い、修繕や代金減額などの対応をしなくてはなりません。
売主が知らなかった不具合なども対象になるので、不安を感じることがあるでしょう。
その点、買取なら契約不適合責任を負う心配が軽減します。
なぜなら、不動産会社が買主になる場合は、特約によって契約不適合責任が免責されることが多いからです。
契約不適合責任は、不動産の知識が少ない一般の買主を保護することが目的なので、買取の場合は免責される可能性が高いのです。
ゴミ屋敷は、ゴミを撤去してもどこかに不具合が生じている可能性があり、契約不適合責任を負うリスクが高いと考えられます。
そのため、ゴミ屋敷を売却する際は、買取を選択したほうが安心でしょう。
ただし、契約不適合責任が免責にならないこともあるので、契約前にきちんと確認しておきましょう。
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ゴミ屋敷の売却方法は、不動産買取がおすすめです。
買取は買主を探す必要がないので、スピーディーに手続きが進み、売却後に契約不適合責任を負う心配も軽減します。
よりスムーズにゴミ屋敷を手放したい場合は、事前にゴミを撤去しておきましょう。
木更津市で不動産売却するなら株式会社ケー・ビー・オーへ。
不動産売却だけではなく、不動産買取も対応可能です。
お客様のご希望に添えるよう真摯に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。